フライトレーダー 2019 2 9

 私は、飛行機が好きなので、
時々、スマホのアプリで、
「フライトレーダー24」を眺めています。
 このアプリは、世界中で、
今、飛んでいる飛行機の動きがリアルタイムでわかるものです。
 たとえば、関東上空を見てみると、
多くの飛行機が千葉県南部を通過して、
羽田空港へ向かう様子がリアルタイムでわかります。
 この密集度からすると、
つまり、渋滞している様子からすると、
もはや羽田空港の増便は無理かもしれません。
 そのうえ、羽田空港を拡大してみると、
滑走路の空きが少ないうえに、
駐機している飛行機も多いのです。
 地上も上空も大渋滞していますので、
どうやって増便するのかと思います。
 航空路管制システムを改良すれば、
何とかなるのでしょうが、
あまりにもコンピューターに頼りすぎても問題があります。
 一方、成田空港は、
羽田空港ほど、飛行機が密集していません。
アジアの「ハブ空港」になり得なかったのが残念です。
国際空港としては、規模が小さいのです。
 中途半端な大きさというのは、
日本の公共施設ではよくあることです。
 さて、埼玉県の上空を見ると、
いつも、ほとんど飛行機が飛んでいません。
たまに「セスナ」のような飛行機が飛んでいる程度です。
 埼玉県は、人口密度が高いので、
空港を作るのは無理だったかもしれませんが、
もし、埼玉県に空港があれば、別の未来があったかもしれません。
 実は、埼玉県にも空港があります。
それが、通称「桶川空港」(ホンダエアポート)です。
 訪日外国人には、
プライベートジェットで日本にやってくる富裕層がいますが、
桶川空港をそういうプライベートジェット用の空港にするには、
大改造が必要になるでしょう。
 さりとて、貨物用の大型ドローン用の「ドローン空港」にするには、
法改正が必要で、難しいでしょうか。
 ただ、今のように細々と空港を運営していくのは残念です。
私が尊敬する「日本の資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一だったら、どう考えるのでしょうか。
21世紀は、空から産業革命がやってくる。



































































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